共働き夫婦の家庭では将来のリスクに備えて、資産運用を考えている方もいるのではないでしょうか。
近年では出産や子育てなどで、ライフステージが変わったときにも、収入が見込める不動産投資を検討する共働き夫婦が増えています。
ここでは、そんな不動産投資を検討している方に向けて、共働き夫婦が不動産投資をするメリットと注意点についてご紹介します。
共働き夫婦が不動産投資をするメリットとは
不動産投資は、物件管理を管理会社に任せられることがメリットの一つです。
資産運用に時間をかけずに、資産形成できることや安定した家賃収入が見込める不動産投資は、時間のない共働き夫婦に向いているといえるでしょう。
夫婦の合算や単独で融資を受けられる
夫婦とも会社員の場合は、それぞれ単独で融資を受けられるのもメリットといえます。
その場合はそれぞれの名義で物件を購入することで、不動産投資を拡大させることが可能です。
また、単独ではなく夫婦合算でローンを組む場合は、融資の限度額が増え選択肢が広がります。
リスクが分散できる
もし夫婦のどちらかが働けなくなっても、共働きであれば収入が途絶えることはないため、すぐにローン返済が不可能になることはありません。
さらに、投資物件から安定した家賃収入が発生していれば、ある程度は補填することができるのもメリットです。
また、それぞれ単独で不動産投資していれば、投資が思うようにいかず売却しても、損失は少なくなりリスクを分散できるでしょう。
共働き夫婦が不動産投資をするときの注意点
共働き夫婦にとっては、メリットのある不動産投資ですが注意点もあります。
不動産投資は単独名義がおすすめ
夫婦の共同名義や、連帯保証人が必要なほど、大きな金額の融資を受ける場合は注意が必要です。
もし離婚したときには「財産分与」などの手続きが大変なだけでなく、トラブルが発生する可能性があります。
最初は、夫婦どちらかが単独名義で投資を始め、上手くいったらもう一人も投資を始めることでリスクも分散でき、相談しながら進められるのでおすすめです。
ライフプランを計画する
不動産投資で安定した収入を得られていても、何らかのトラブルで上手くいかなくなることも考えられます。
失業や投資のトラブルなどのリスクも想定して、夫婦でライフプランを計画しておきましょう。