不動産投資を始めようと検討している方に向けて、不動産の管理の種類やそれぞれのメリットとデメリットを紹介していきます。
自主管理と委託管理についても、確認していきましょう。
不動産投資における管理の種類
まず不動産管理の種類とそれぞれの特徴を紹介していきます。
1つ目は委託管理です。
賃貸業務における、入金管理や滞納催促・回収業務、家賃明細作成、クレーム対応・事故対応、原状回復の見積もり、業者手配、退去時の立ち合い、客付けなどを管理会社に委託します。
委託料は家賃の5%くらいです。
2つ目は自主管理で、先ほどの業務を大家である自分がすべて、対応することをいいます。
3つ目はサブリースで、不動産会社が貸主から賃貸物件を一括で借り上げ、入居者に転貸する方法です。
すべての管理業務も委託することとなり、入居者の有無にかかわらず家賃が保証されます。
ただし委託料が引かれる分、手取りは少なくなります。
委託料は家賃の20%くらいです。
不動産投資における自主管理と委託管理それぞれのメリット
次に自主管理と委託管理それぞれのメリットとデメリットを紹介していきます。
自主管理
自主管理のメリットは、もっともコストが節約できる点です。
規模が小さい場合は、勉強にもなるでしょう。
賃貸経営のノウハウが身につくのもメリットです。
また自分でやっている分物件の変化にも気づきやすく、すぐ対応できます。
業者との人脈も広がるかもしれませんね。
デメリットは、不動産や賃貸に関する深い知識が必要になってきます。
また清掃などに時間をとられるため、専業としてやらない限りは時間が足りなくなるなど、難しくなります。
クレームやトラブルなどがあれば、いつでも対応しなければなりません。
副業で投資をしている方にとっては難しい方法です。
管理委託
管理委託のメリットは、入居者募集から審査、家賃回収、明細作成、クレームや事故対応、清掃、退去時の修繕やクリーニングまでの業務を、管理会社にやってもらえる点です。
手間がかからないのが最大のメリットです。
知識をもっている専門家が対応してくれるので、副業で投資をしている人にとってもおすすめできるでしょう。
入居者獲得にも有利となりますよ。
デメリットは費用がかかる点です。
ただしすべてを委託管理にせず、一部を自主管理にするなどの方法をとれば、管理委託料を割り引いてもらうこともできるかもしれません。
バランスよく両方を活用していく方法もとれるのですね。
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