人口が多い都心の不動産は、投資家の注目が集まりやすい傾向にあります。
しかし、都心に投資が集中すればするほど物件価格は高くなり、地価の高騰も伴って、利回りは下がります。
そこで今、注目されているのが地方都市の不動産。
とはいえ、投資ですからリスクについては知っておく必要があります。
地方都市で不動産投資を行う際のメリットやデメリットを中心に解説します。
地価の安さが思わぬ効果!地方都市で不動産投資を行うメリット
物件の価格が安い
利便性が高く流通数が少ないほど、物件価格は高くなります。
地方都市の不動産は都心よりも多く流通しているため、価格が下がりやすい傾向にあり、投資額が低い分、リスクを抑えることができます。
利回りが高い
都心に比べ家賃相場の安い地方都市は利回りも低いと考えがちですが、物件価格が安く初期投資が抑えられたうえに、安定した家賃収入が入ることで、高利回りを期待できます。
減価償却を利用して節税対策ができる
地価が安いため、不動産のうち建物部分の価格割合が多くなることで、減価償却が認められるケースがあります。
家賃収入から建物の減価償却費を経費として差し引いた分 利益を圧縮でき、節税対策としても効果的です。
人口減少が影響?地方都市での不動産投資・デメリットとリスク回避の注意点
金融機関の融資が通りにくい
都心に比べて地価が安く空室のリスクを伴う地方都市の不動産は、融資が通りにくい面もあります。
銀行にとって避けたいのは貸し倒れなので、将来的にも安定した収入を見込める物件を選ぶことが大切です。
自己資金だけで不動産投資できない場合は、地方都市を選ぶと不利になるため注意しましょう。
家賃収入が低い
都心によりも人口の少ない地方都市は、家賃相場が安い傾向があります。
なるべく人が集中するエリアの物件を選びましょう。
空室のリスクが高い
人口が流出しやすい地方都市は、空室率が高くなるリスクがあります。
空室を埋めるため、家賃を下げる、敷金礼金不要などのサービスを行うなど、オーナーにとってさらなる費用負担が増えることも。
まとめ
地方都市での不動産投資は、物件価格が安いからといって、黒字経営につながるわけではありません。
地元の人からみると「なぜこんな場所に?」と思うような物件は、テナントや入居者が集まらず空室が多いケースもあります。
実際に現地でのリサーチを行い、地域の情報をしっかりとつかんだうえで、物件を検討することが必要です。
また、いきなり遠くの地方都市を投資対象として選ぶより、都心から少し離れた近郊エリアの方が魅力ある物件がある場合もあります。
さまざまな選択肢を検討し、納得のできる不動産投資を実現してくださいね。
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