不動産投資で賃貸物件に投資するならば、空き室はできるだけ減らしたいものです。
どの賃貸物件でも大小に関わらず共用部がありますが、空き室対策には共用部に力を入れていきます。
なぜ共用部が重要なのか、この記事で解説します。
賃貸物件の空き室対策における共用部の重要性とは
賃貸物件は、共用部の少ない物件が多いです。
狭い土地に建てられる賃貸物件は、共用部がほとんどありません。
部屋や外壁に比べると見えにくい部分であり、居住者が24時間使うわけではないので、共用部の重要性はわかりにくいです。
●物件の内覧者にインパクトを与えられる
●物件の価値を高める
共用部が立派だと、上記のようなメリットが生まれます。
立派な共用部は、物件の内覧者にインパクトを与え、内覧者が物件で最初に見るエントランスが豪華だと、それだけで好印象を与えます。
賃貸物件では、バルコニーの向きや部屋の形状などは変えにくいです。
しかし共用部はリノベーションしやすく、共用部の価値を上げれば、物件全体の価値が上がります。
リノベーションで共用部の価値を上げられますが、闇雲にリノベーションしてもお金がかかるだけで、それほど価値は上がりません。
賃貸物件の共用部のリノベーションのポイント
共用部の価値を高めるためにリノベーションするなら、ポイントは見た目を綺麗にすることです。
リノベーションできる場所があれば、以下のように共用部をリノベーションします。
●エントランスの仕上げ材を良くする
●セキュリティ対策を施す
●宅配ボックスを設置
●バイク置き場を設置
●トランクルームを設置
エントランスは、床材や壁材にタイルや石を使い見た目で高級感を出します。
入り口付近に独立型の館銘板や照明、アーチを設置するのも見た目が良くなります。
セキュリティ対策としては、カメラ付きインターホン、防犯カメラなどの設置です。
余裕があれば、宅配ボックスやトランクルーム、バイク置き場を設置し、入居者の利便性を高めます。
ゴミ置き場や駐輪場があるならば、整頓して見た目を整えます。
ゴミ置き場は、ゴミ袋をそのまま置く形ではなく、収納ボックスを設置し、入居者に綺麗な印象を与えるようにします。
駐輪場には、自転車が無秩序に置かれた状態にはせず、地面に白線を書いて、1つ1つの自転車の駐輪スペースを決めます。
余裕があれば、コンクリートの地面にして駐輪場を整備します。