地方都市では不動産投資市場が活発化しており、都心部と比べて利回りが高いことから、不動産投資の場所としても魅力的な場所とされています。
地方都市で不動産投資をするメリットや、投資を行う時の注意点などを紹介していきます。
不動産投資を地方都市でするメリットは?投資を行う魅力について
地方都市は都心部と比べ利回りが良く、物件によっては満室想定利回りが10%以上の場所もあります。
土地の価格が相対的に低く設定されているので、建物価格を高く設定しやすくなっており、減価償却費を高く計上することができるメリットがあります。
都市部は需要が高いぶん、良い物件が売りに出ない場合や、利回りが低いというデメリットに悩むことも。
反対に地方都市では高利回りに期待することができるので、投資額を減らした状態で家賃収入を得ることができます。
少ない投資資金でも不動産投資を始めることができるので、投資の資金が多く用意できない方にも嬉しいメリットとなっています。
減価償却費を高く計算することができ、家賃収入から経費をひいたものが不動産所得になるので、経費が大きくなるほど所得による税金を軽減することができます。
地方都市で不動産投資をする時の注意点やポイントについて
地方都市で不動産投資をすることは、メリットばかりではありません。
都心部よりも人が集まりにくい地方都市の物件は、需要がそれほどなく、家賃相場がどうしても安くなってしまう傾向にあります。
利便性にも欠けることによって、家賃相場が更に安くなっている場所もあり、高収入を狙うことが難しくなっている場合があります。
なので、地方都市で不動産投資を始める時は、人が集中しているエリアを探すことがポイントとなっています。
また、都心部に比べると賃貸物件の需要が低くなっているため、空室ができやすいというリスクがあります。
空室の状態が続いてしまうと、家賃収入がなく、敷金礼金を無くすといったサービスを加える必要性も出てくるため、負担が大きくなる注意点もあります。
不動産会社が家賃を保証してくれるサービスもあるので、予想以上に家賃が下がってしまうリスクも考えて、保証のサービスがついているかどうかを事前に確認しておきましょう。
地方都市で上手く投資をするためには、地域事情を確認して、最寄り駅利用者や人口予測によって物件購入の判断をしましょう。
リスクを抑えて不動産投資を始めたい場合は、できる限り現地確認をして、物件の状態や住みやすさのチェックをしておくのがおすすめです。