不動産の投資を行うためには、不動産を維持しておくための費用も必要です。
不動産投資のために必要となる初期費用や、毎月かかってくる維持費はどれくらいかかるのかを紹介していきます。
不動産投資をすることで毎月かかってくる費用とその相場について
不動産投資をするためには毎月の維持費が必要になりますが、具体的にどんなことに費用が必要となるのかが気になりますよね。
毎月必要になるものとして、光熱費や管理費、損害保険料などがあります。
まず光熱費は、共用部分となる電気代や水道代の費用です。
目安としては1万円程度ですが、毎月発生する費用となっています。
次に管理費ですが、これは管理会社に任せる場合に発生する費用で、管理会社によって費用が変わってきます。
相場としては毎月の家賃の5%程度となっており、管理費用は定期的に行われる清掃やメンテナンス、契約の更新手続きなどを管理会社が所有者に代わって行うための費用とされています。
損害保険料は、建物の火災保険料や地震保険料の費用になります。
万が一のことがあった時のための保険で、火災保険の契約では最短で1年、最長で10年となっているので、不動産を購入した際に10年契約をしておくことで費用を節約することもできます。
損害保険料は1万円から10万円が相場となっています。
不動産投資を始めたことによって随時かかってくる費用はなに?
毎月かかってくる費用とは別に、数年単位でかかってくる費用もいくつかあります。
聞き馴染みのあるものでは仲介手数料です。
仲介手数料は、入居者を紹介してくれた不動産会社に支払うもので、目安としては家賃の半月分を支払うようになっています。
次に修繕費ですが、こちらは不動産の周辺設備が破損している場合に支払う修理のための代金です。
物件の築年数が経過していくほどに高額な修繕費用がかかってくることがあり、10年から20年単位で外壁など大規模な修繕工事をする必要もあります。
修繕費にかかる費用は、どこを修理するかによって大きく金額が変わってきます。
他にも、入居者が退去した後に、新しく入ってくる入居者が快適に生活できるように壁紙の張り替えやメンテナンスを行うリフォーム費用がかかってきます。
リフォーム費用も修繕費と同じように、どれだけリフォームするかによって金額が変わってきます。