収入が少ないフリーターだと不動産経営はできないと考えている方も多いのではないでしょうか。
おそらくその大多数の理由が、金融機関の融資が受けられず不動産のローンが組めないとあきらめている方もいらっしゃることでしょう。
そこで、むずかしい金融機関の審査を突破して融資を受けるためのポイントと、融資を受けて不動産投資をする際の注意点を紹介します。
フリーターで不動産投資を始める際の融資のポイント
収入の少ないフリーター不動産投資をする場合、「不動産担保ローン」を利用する方法があります。
このローンは、その名のとおり 不動産を担保にして融資を受けられるローンです。
不動産を担保にした融資を軍資金に事業をおこない、得た利益からローン返済ができます。
そのため、会社員のように定期的に安定した収入を得ている方だけが対象ではなく、無職やフリーターの方でも利用できるのです。
しかし、最低限の生活費を賄う収入や預貯金があることを提示できず審査にとおらない場合が多くあります。
以下に融資審査にとおりやすい方のポイントを紹介します。
●生活が難なくできる収入がある
●生活費とは別の預貯金がある
●家賃収入のある賃貸物件を所有している
●株などの金融資産からの配当がある
●年金など標準的な受給額を超える収入がある
これらの内当てはまるものが多いほど融資を受けられる可能性が高まります。
また、購入予定の不動産に対し運営シミュレーションをし、キャッシュフローや損益予想などの収益性を提示できればさらに審査を通過しやすくなることでしょう。
フリーターが融資を受けて不動産投資を始める際の注意点
住宅ローンや不動産担保ローンを利用してフリーターの方が不動産投資を始める場合、借り入れできる金額が会社員よりも少ない可能性があることが注意点です。
不動産投資に利用できる物件に目星をつけ、いざ融資を受けようとしても物件金額相当のローンをくむことができない可能性があります。
特に駅近や築年数の短い物件などは価格が高騰しており、そういった物件を不動産投資に利用したくても、資金力の弱い借主では返済能力に懸念があり全額ローンを組めない場合があります。
対策として、不動産投資を始める前にいくらか頭金を用意しておくと良いでしょう。