最近では副業を容認する会社も増えており、サラリーマンでも副業で収入を得ることが可能になってきています。
そのような中、サラリーマンの副業として注目を集めているのが不動産投資です。
日中は会社で働き、なかなか時間の確保が難しいサラリーマンにとって、不動産投資はメリットがたくさんあります。
しかしその一方で、不動産投資には大きなリスクも伴います。
デメリットも理解した上で、賢く不動産投資を行いたい人のために、ここではサラリーマンが不動産投資を行う時の注意点やメリット・デメリットについて解説します。
サラリーマンが不動産投資を行うメリット・デメリット
メリット
・管理の手間がかからない
日中は本業で忙しいサラリーマンにとって、管理会社に依頼することで管理の手間がかからないことは大きなメリットです。
・生命保険代わりになる
不動産を購入する際に金融機関から融資を受ける場合は、団体信用生命保険に加入しなければならないため、万が一の場合も安心です。
・私的年金を確保できる
年金がもらえるかもわからない現代において、賃料収入があると長期的に安定した収入を得られるため、充実したセカンドライフを送れるでしょう。
・インフレに強い
現金の価値が下がるインフレですが、不動産の価値は上がるため家賃収入も上がりインフレでも安心です。
デメリット
・投資額が大きい
不動産の種類によっても異なりますが、株式投資などと比べて投資額が大きくなります。
・空室があると収入が減る
空室期間中でも管理費などの出費はかかります。
そのため、空室が多かったり空室期間が長いと収入がマイナスになる恐れもあります。
・流動性が低いため、売却困難な場合も
金額の大きな不動産は流動性が低く、いざ売却したくてもなかなか買い手が見つからない可能性があることも念頭に置いておきましょう。
サラリーマンが不動産投資を行うときの注意点やポイント
しっかりとした利回りを得るためには、最初の物件選びが重要です。
自らインターネットで探すこともできますが、良い物件はすぐに買い手が付いてしまいます。
そのため、不動産投資会社で信頼できる担当者と関係を築き、良い物件を紹介してもらうのが確実です。
また、不動産投資のメリットは管理会社に委託することで管理する手間がかからないことではありますが、丸投げはせずに広告の打ち方や家賃振込状況、クレーム内容など具体的な事項も把握しておくように心掛けることが大切です。