たとえサラリーマンでも、投資や副業で賢くお金の運用をするのが当たり前となりつつある令和の時代。
今回は、不動産投資にかかる初期費用の相場や初期費用をリーズナブルに抑えるコツについてお話していきます。
サラリーマンの不動産投資にかかる初期費用の金額相場とは?
サラリーマンとしてある程度安定した生活を送っていても、お金の賢い運用方法について考えるのはいまやニュースタンダードとなりつつありますよね。
とくに最近は、定年後の年金生活や相続税に備えての不動産投資などを視野に入れる方も増えています。
不動産投資は、日々の手間や負担は少なく、長期的に安定した収入が望めるというまさにサラリーマンにとってメリットの多い投資といえます。
投資の規模によって初期費用の桁数が異なってくることが不動産投資の特徴として挙げられますが、投資額に応じて投資の方法を決められる点も、不動産投資の人気が高まっている理由です。
リーズナブルに投資をはじめたい場合は集合住宅の1部屋を購入する「ワンルーム投資」や「区分所有」、本格的に投資をしたい場合は集合住宅や一戸建て住宅をまるまる購入する「一棟買い」「一戸建て投資」などがおすすめ。
購入する投資物件によっても初期費用は大きく変わってきます。
あくまでも目安となりますが、初期費用は物件価格の6%~8%といわれています。
例えば、3,000万円の物件を購入する際には、少なくとも約180~250万円の初期費用がかかると考えておくとよいでしょう。
サラリーマンの不動産投資!初期費用を抑えるコツはある?
まず、不動産投資の初期費用に含まれるものは下記のとおり。
●不動産購入の頭金
●不動産会社への仲介手数料
●不動産取得税・印紙税・登録免許税などの税金
●不動産登記にかかわる司法書士への報酬
●住宅ローンを組む場合の金融機関へのローン事務手数料やローン保証料
●火災・地震のための損害保険料
初期費用を抑えるコツとなるのは、不動産会社への仲介手数料と司法書士への報酬を見極めることや、損害保険料の分割払いを選択すること。
そのほか、頭金を準備しないでフルローンを組む方法も賢いコツのひとつです。
サラリーマンの場合は、本業での収支のバランスをしっかりと見て、不動産投資に回すお金をよく検討することが大切になります。
また、運用開始後も費用がかかる不動産投資では、長い目で無理のない資金計画を立てておくことがポイントです。