残念なことですが、不動産投資においてはいつの時代も詐欺の不安は完全には排除できないもの。
詐欺の被害にあわないようにするには、詐欺の手口を知って身を守るのが大切です。
今回は、詐欺にあわないための基礎知識をつけていきましょう。
知っておくと安心!不動産投資詐欺のよくある事例
大きな金額が動くこととなる不動産投資。
残念ながら今も昔も不動産投資の世界では、詐欺にあうリスクがないとはいえません。
実際によく知った著名人などが、不動産投資で詐欺にあったというニュースを目にすることもありますよね。
不動産投資における詐欺被害を回避するためには、よくある事例をあらかじめ押さえておくのがおすすめです。
いろいろな種類のある不動産投資でも多いとされるのが、手付金詐欺・入居状況詐欺・二重譲渡詐欺・デート商法詐欺・海外不動産投資詐欺など。
なかでも、手付金のみを支払って不動産を手に入れることのできない手付金詐欺、複数の投資家に不動産の購入を持ちかける二重譲渡詐欺、実態のない海外にある不動産に言葉巧みに投資させる海外不動産投資詐欺などは見極めが難しい点もあるので注意が必要です。
引っかからないために覚えておくべき不動産投資詐欺への対応策
上記でご紹介したよくある不動産投資詐欺にあわないようにするためには、事前に対応策を練っておくのがおすすめ。
たとえば、詐欺かの見極めが困難な手付金詐欺・二重譲渡詐欺・海外不動産投資詐欺などの場合は、多額の現金を直接受け渡ししないようにすることでも被害を十分防ぐことができます。
また、悪質な詐欺は、表面上はメリットだらけの投資話であることがほとんど。
不動産投資を持ちかけてくるのが、勧誘電話・知り合ってまもない知人や異性・インターネット上でも明確な情報が得にくい不動産会社などである場合は、どんなにいい話でも信用しすぎないように用心しましょう。
最近増えているのは、節税対策・年金対策・生命保険代わりなど、メリットの多いキーワードを交えて将来を不安に感じる方に、聞こえのいい話を持ちかけてくる不動産投資詐欺。
確かに不動産投資にはこれらのメリットもありますが、すべての情報を鵜呑みにせずに自分自身で不動産投資の知識をつけることも忘れないようにしましょう。
万が一、不動産投資の詐欺にあってしまった場合は、できるだけ早めに詐欺被害を相談するのが何よりも大切になります。
いざというときは、免許行政庁・消費生活センター・宅地建物取引業保証協会や弁護士などに相談しましょう。