不動産投資業界において「自分は不動産投資をやっていない」という営業マンは少なくありません。
そうなると勧誘されたお客側としては「不動産投資を勧めてくる営業マンが自分で投資しないのはなぜだろう」というのが出てきますよね。
ここではまず不動産投資の営業マンの仕事について説明したうえで、なぜ自分で投資しないのか、気になるその理由についても解説します。
不動産投資の営業マンの仕事は?投資しない理由もそこにある!
不動産投資の営業マンの仕事は、投資物件を売り込むことです。
電話にて既存顧客へのアポイントを取る、広告やホームページを見て問い合わせてきた方へ営業をかける、という形で自社が取り扱う投資用物件をご紹介します。
そして、物件を多く買っていただくほど、歩合給をたくさん得ることができます。
そう、不動産投資の営業マンの収入は「基本給+歩合給」であり、この歩合給の割合がかなり高いのです。
そして実はここに、不動産投資の営業マンが自分で投資しない理由の一端も含まれています。
不動産投資の営業マンが自分で投資しない理由はこれだ!
不動産投資の営業マンが自分で投資しない理由のひとつとしてまず挙げられるのが、
歩合給の割合が多いからこそ、収入が不安定とみなされ投資のためのローンが組みにくい
ということです。
金融機関側は収入の安定を重視するので、歩合給の割合が多く月の収入の変動が激しい不動産投資の営業マンは「買いたくても買えないから投資しない、できない」という状態になることも多いというわけです。
また、不動産業界は全体的に転職の機会が多い業界だと言われます。
その点においても、金融機関側が融資に慎重にならざるをえないのです。
もちろん、不動産投資の営業マンが自分で投資しない理由はこれだけではありません。
ほかにも、以下のような理由が挙げられます。
●本業(不動産投資の営業)に集中したいと考えているため
●会社が副業を禁止しており、さらに不動産投資も副業と見なしているというケースに該当するため
●あくまで自分の営業力によって収入を得たいと考えている
多くの営業マンは、自分で投資物件を購入するためではなく、お客様へ良い物件をご紹介するために日々勉強しています。
不動産投資を成功させるためのポイントは、「不動産投資知識を豊富に持つ営業マンから物件を購入すること」ですので、是非念頭に置いていてください。
不動産業界の知識を有している営業マンなのか見極めるひとつの目安として「宅建免許を持っているか」がありますよ。