近年、シェアハウスを利用する若者層が急増しているのを背景に、新しいスタイルの不動産投資法としてシェアハウス投資が注目を集めています。
シェアハウスの不動産投資にはメリットとデメリットがそれぞれあり、その内容をしっかり確認するのが成功のコツです。
今回は、シェアハウス投資の注意点もまとめてご紹介しましょう。
シェアハウスの不動産投資で確認すべきメリットとデメリット
シェアハウスは基本的に、個室以外の設備やスペースは住人全員が共有して使うため、お風呂やトイレ、キッチンなどの水回りは1か所ずつあれば問題ありません。
つまり、賃貸住宅より安い初期費用でシェアハウス用の住宅を用意できるのです。
また、シェアハウスは今、需要が高まってきているため、空室ができにくいメリットもあります。
ただし、質の悪い入居者がいると、一気にほかの入居者が退去してしまう恐れがあること、管理に手間がかかることなどがデメリットです。
シェアハウスの不動産投資の成功のコツ
成功のコツは、シェアハウスのコンセプトを明確にすることです。
テレビ番組の影響もあってシェアハウスに憧れる若者が増えている、今だからこそ、ほかとは違ったコンセプトを持つシェアハウスを用意して入居者を募る必要があります。
同じ趣味を持つ人が集まるシェアハウス、おしゃれな内装にこだわったシェアハウスなど、はっきりとしたコンセプトを設定しましょう。
また、物件の広さに合った入居者の人数設定にすることも大切です。
個室の数を増やしすぎたことで共有スペースが狭くなり、入居者が快適に暮らせなくなるようでは意味がありません。
シェアハウスの不動産投資の注意点
注意点としては、まずは立地条件があげられます。
シェアハウスの場所は一般的な賃貸物件同様、駅からあまり離れていないほうが便利です。
さまざまな生活スタイルの人が住めるように、なるべく駅から10分以内の場所を選びましょう。
また、シェアハウスは一般的な賃貸物件より家賃が安いのも魅力の一つなので、高くし過ぎないように注意が必要です。
そのほかにも、シャアハウスを利用することが多い年齢など、入居層をしっかり学んで、失敗のないシェアハウス投資をしましょう。