不動産投資をおこなっている多くの人は、銀行から借り入れして土地や建物などの不動産を購入しています。
しかし、なかには自己資金だけで不動産投資を成功させている人もいますよ。
そこで今回は、不動産投資を検討している方に向けて、無借金でおこなうメリットとデメリットや、成功させる方法、さらに注意点について解説します。
不動産投資を無借金でおこなうメリットとデメリット
不動産投資を検討している方が、無借金ではじめる際には、まずはメリットとデメリットの両方を知っておきましょう。
それぞれお伝えしますので、納得したうえで検討してくださいね。
メリット
●返済の負担がない
●担保にとられる心配がない
●資産になる
借り入れをしないため、返済の負担がありません。
融資を受ける場合には利息が発生しますが、これについても無借金の場合は発生しませんよね。
また万が一経営に失敗しても、担保にとられる心配はなく、資産として家族に相続させることができますよ。
デメリット
●はじめるのに時間がかかる
●貯金が減る
●高額な物件の購入が難しい
無借金で不動産投資をはじめるためには、物件を購入する自己資金が必要です。
お金が貯まるまでに時間がかかりますし、物件を購入すれば貯金が減ってしまうので、いざという時のために持っておきたい金額も含めて考えなければなりません。
また立地の良い物件や、グレードの高い物件など、高額なものを自己資金だけで購入するのは難しいでしょう。
不動産投資を無借金で成功させる方法と注意点
不動産投資で大切なのは、「立地」と「空室にならない物件を購入すること」です。
特に借り入れをせずに貯金だけではじめる場合、最初から高額な物件を買えるだけのお金を貯めるのは難しいでしょう。
そこで、需要が高いエリア選びと、入居者が集まりやすい物件を、少しでも安く購入することが成功の秘訣です。
しかし立地や周辺環境が良い新築の物件ですと、購入するのに多額の自己資金が必要ですよね。
時間をかけてじっくり探せば見つかるかもしれませんが、新築にこだわらなければ、好立地に中古物件が見つかる可能性がありますよ。
立地が良ければ、中古物件でも管理の仕方やリフォームで、入居者は集まります。
反対に、どんなにきれいですてきなデザインの物件でも、人気のないエリアは経年劣化とともに空室がでてしまうようになるので注意が必要です。
このように、無借金で不動産投資を成功させる方法として「立地にこだわること」を頭に入れておいてくださいね。