近年では、毎月1万円程度からはじめられる不動産投資信託が広がりつつあります。
不動産投資初心者でも、リスクをおさえ低額ではじめられる不動産投資信託ですが、実際にどのくらいの利益が出るのか気になっている方も多いでしょう。
そこで今回は、少額不動産投資をおこなう場合に出る利益や、また利益をあげる方法などをご紹介します。
1万円不動産投資で利益はどれくらいになる?
少額で不動産投資をはじめられる、J-REITやクラウドファンディングでは、いずれも収益をあげることを目的に投資家が運用するため、利益をあげられる可能性は高いといえます。
ただし、投資額が少なければ利益も必然的に少なくなるため、短期間で大きく儲けることは難しいでしょう。
少額での不動産投資の利回りは、平均して3~4%といわれています。
たとえば30万円を投資したとして、1年間利回り3%で運用した場合、30万9,000円となります。
このケースでは1年間の利益が9,000円と、投資額に対して決して大きい額とはいえません。
リスクが低い分、リターンも小さい投資のため、不動産投資の入口として、または長期的な視点で着実に利益をあげたい方にはおすすめの方法です。
利益をあげるなら1万円不動産投資だけじゃない!リスクの低い他の方法
少額不動産投資以外にも、次のような方法は自己資金が少ない初心者でもはじめやすい投資の方法です。
区分マンション投資
区分マンション投資とは、マンションを1棟単位ではなく、1室単位で購入する方法です。
区分マンション投資では、好条件の物件を運用できます。
駅から近い、新築である、設備が充実しているといった好条件の物件は、1棟ごと購入するとその費用は非常に高額になりますが、1室であれば費用をおさえて購入できます。
また、1室だけなので管理・維持もしやすく、売却もしやすいため、自己資金の少ない投資初心者にもおすすめの方法です。
ローンを組んで不動産投資をはじめる
住宅購入費用の全額分を借りるフルローンや、購入費用以上の金額分融資を受けるオーバーローンを利用することで、自己資金がなくても不動産投資をはじめられます。