不動産を売却する際、自分で修繕できる箇所があるならぜひセルフリフォームをおこなってみましょう。
最近はDIYがはやっているので、ホームセンターなどで手軽に材料をそろえられる点も魅力です。
そこで今回は不動産の売却を検討されている方に向けて、セルフリフォームをおこなうメリットとデメリットやコツをご紹介いたします。
不動産売却でセルフリフォームをおこなうメリットとデメリットとは?
不動産を売却する際にセルフリフォームをおこなうと、次のようなメリットとデメリットがあります。
メリット
業者に依頼すると人件費がかかりますが、セルフリフォームは材料費だけで済むので、費用を安く抑えられる点が魅力です。
たとえば6畳の部屋の壁と天井を張り替える場合、業者に依頼すると60万から65万円程度かかりますが、自分でおこなうと5万から6万円程度で済みます。
また業者に依頼すると思い通りに仕上がらないこともありますが、自分でおこなえば好みに合わせた空間を作ることも可能です。
デメリット
費用を抑えられる一方、手間と時間がかかる点がデメリットです。
場合によっては失敗する可能性もあり、修繕を業者に依頼すると余計に費用がかかってしまいます。
また専門知識がないと作業するのが難しい場所もあるので、余計な費用を増やさないためにも無理に作業を進めず、業者に依頼することも検討しましょう。
不動産売却でセルフリフォームをおこなうコツは?
ではセルフリフォームをおこなう場合、どのようなコツに気をつければ良いのでしょうか?
事前に計画を立てるのがコツ!
事前に計画をしっかり立て、必要な材料をそろえてから作業を始めましょう。
材料を選ぶ際もリフォームに適した素材を必要な分だけ購入するようにすれば、余計な費用を防げます。
行き当たりばったりではなく、完成イメージをしっかり固めてから施工を始めることがポイントです。
初心者でも簡単にできる素材を選ぶ!
壁のセルフリフォームをおこなうなら、シール状の壁紙を選ぶと簡単に張り替えられます。
また壁を塗る場合は壁紙の上から塗れる塗料を選べば、時間も短縮できるのでおすすめです。
床材はクッションフロアを使用すれば、接着剤で簡単に張り替えられます。
フローリングもカッターで切れたり接着剤が要らなかったりするDIY用の素材もあるので、このように初心者でも簡単に作業できる素材を選びましょう。