今回はマンション投資において考えたいポイントのひとつとして「オートロック設備の導入」についてお話します。
オートロック設備を導入することにはどんなメリットやデメリットがあるのか、それをこの機会に知って、自分が投資するマンションに導入するかどうかの参考にしましょう。
マンション投資をするなら知っておきたい！オートロック設備を導入するメリット
マンション投資をするのであれば、オートロック設備を導入するメリットはぜひ知っておきたいものです。
投資対象のマンションにオートロック設備を導入することで得られる主なメリットとしては、以下のようなものがあげられます。
入居者が集まりやすい
セキュリティに対する意識は近年さらに高まっているため、賃貸物件探しの際に「オートロック設備がある」ということを最低条件として探している方も多くなっています。
オートロック設備があればそうした需要に応えられるため入居者を集めやすくなると考えられます。
家賃を多少高く設定できる可能性がある
周りにオートロック設備が導入されている物件があまり多くない場合は、オートロック設備がある物件はない物件より多少家賃を高くしても入居者が集まりやすい可能性もあるでしょう。
空き部屋のセキュリティ対策も万全
オートロック物件はそもそも不審者が建物の中に入ってくるのも難しいため、空き部屋があっても誰かに侵入されるリスクも極めて低いでしょう。
マンション投資で知っておきたい！オートロックの設備にかかる費用は？
マンション投資でオートロック設備の導入を検討しているなら「オートロック設備の導入にはそれなりの費用がかかる」という、導入最大のデメリットの部分も理解しておく必要があります。
オートロックの導入費用は、どんな種類のオートロックシステムを選ぶかで多少異なりますが、1戸あたり15万円前後が相場です。
あと、オートロックにかかる費用として忘れてはいけないのが「故障時の修理費用」です。
オートロックは機械設備ですから、長く使い続ければいつかは故障します。
故障した際の修理費用は、軽度の故障なら数十万円程度で済みますが、故障の規模・度合いによっては数百万円もの費用がかかってしまうこともありますよ。
