不動産投資を成功させるための秘訣は、リスクとリターンをよく知ること。
今回は、少額の投資からこつこつと不動産投資を学んでいきたい方にもぴったりの狭小アパートへの投資について考えていきたいと思います。
狭小アパートが人気の理由はもちろん、そのメリットとデメリットもしっかりとチェックしていきます。
狭小アパートとはどんな物件?不動産投資で人気の理由を解説!
最近は、都市圏を中心に狭小アパートへの不動産投資家の注目が高まってきていると言われています。
そもそも狭小アパートとは、ひと部屋の大きさが約10㎡ほどの小さな部屋の賃貸物件のこと。
もちろん、ただ狭い部屋というだけではなく、公共交通機関が充実していることや住環境が整っていることなどの付加価値を持つ物件であることが、人気を呼ぶ狭小アパートの条件となります。
「より安く住みたい」「セカンドハウスとして利用したい」「狭くても居心地が良い空間が良い」などといった入居者層がターゲットとなっている集合住宅を指します。
狭小アパートが人気の理由は、現代ならではの価値観を持つ方が増えているため。
また、ミニマルな暮らしや自由度の高い暮らしへの欲求、利便性重視の生活拠点を重視する傾向にある社会的背景、将来的な経済面への不安など、さまざま要素が絡み合っているからというのもあるかもしれません。
不動産投資におすすめ?狭小アパートのメリットとデメリットを知ろう!
狭小アパートのメリットは、ターゲット層が明確になっているため投資する物件を絞りやすいこと、変形地や旗竿地などの投資しやすい物件を生かせること、ランニングコストを低く抑えられることなど。
反対に、長期間居住希望の入居者を見つけにくいこと、家賃に対してのリフォームや原状回復費用が高めになること、家賃下落リスクがあることなどがデメリットと言えるでしょう。
しかし、そもそも不動産投資というものは、ミドルリスク・ロングリターンが狙えるある意味特殊な投資方法。
狭小アパートは初期投資額が少なくて済み、ひと部屋が狭く備え付けの住宅設備などにも限りがあるため、ランニングコストがぐっと抑えられる点も、不動産投資家にとってのメリットと言えます。
そのため、不動産投資に興味はあるけれどまだノウハウに自信がない方やまとまった資金の調達が難しい方にも検討しやすい選択肢となっているのではないでしょうか。